現場発のISO9001コンサル実況【第11回 プロセスの監視及び測定】

当ブログでは、私、渡邉和彦が担当させていただいているお客様の「実際の仕組み構築」に合わせ、臨場感のある“コンサルティング実況”“仕組み構築情報”を公開しています。

今回のお客様は、現時点で概ねのしくみ作りが完了したところです。
約半年間の作業でした。
お客様の「本音」を引き出させて頂くことができ、「実のあるしくみ」ができたと考えております。

今日は「8.2.3項 プロセスの監視及び測定」について、実況させて頂きます。

この時は、始めにお客様から、”8.2.3項は全然言っていることがわからない”との意見を頂きました。
まあ、そんなに慌てないでと、次の様に考えて頂きました。

8.2.4項で製品の監視測定をしろと言っているでしょう。
これは、作った製品が良いかどうか検査をすることです。
そしたら、全く同じように、「作ったルール」「やっている仕事」が良いかどうかの検査もするべきでしょう。
非有効的なルール、無駄なルールを一生懸命実施して、結果、製品の問題が発生していなくとも、そのような状態は、会社にとって良いことではありません。
だから、プロセス(ルール、やり方)も検査して、ダメだったら改善しましょうということです。

今回は、
  「監視 : 見張り ⇒ アナログ的な相談」
  「測定 : 結果 ⇒ 不良率などの、結果を表すデータ」
この2点について、しくみを作りました。

具体的な一例は、
 ・毎月の全体会議の1コーナーに 「データ報告」 のコーナーを設けました。
 ・そこで決められた 「結果を表すデータ」 を共有化します。
 ・それを参考にし、関連する仕事のルール、やり方に問題、やりにくさ、改善提案
  などの意見が無いかどうかを検討し、必要であればルールを改善します。

“ルールを作り、ルールに従う。ルールに従い、ルールを変える。”

この基本中の基本を行うこと、それが、8.2.3項が求めていることです。
次回は、8.5.2項を実況します。