現場発のISO9001コンサル実況【第7回 購買】

当ブログでは、私、渡邉和彦が担当させていただいているお客様の「実際の仕組み構築」に合わせ、臨場感のある“コンサルティング実況”“仕組み構築情報”を公開しています。

「7.4項 購買」「7.5項 製造の管理」のしくみ作りを行いました。
その中から「購買先評価」について実況します。

まず最初に理解して頂いたことは、購買先の評価が目的ではないということです。
「評価のための評価」になることは最悪です。
大事なことは「サプライチェーン マネジメント」の考えです。

製品品質の向上、顧客満足の向上を達成するためには、自社だけの努力では限界があります。
供給者(購買先)も含めて全体最適の状態を作ることが必要です。
そのために、「購買先に対し改善を促すための情報交換の”ネタ”を得る」ために評価をするのです。

具体的な提案では、「1年に1回、取引状況を振り返りながら、購買担当者が頭の中で点数付けをするようなことはお薦めしません。」と申し上げました。(形骸化する可能性が極めて高いやり方です。)
日々の取引の中で「本当に生々しい情報、問題など」は顕在化しているはずです。
その情報に基づき評価することが真実の評価です。
そして、真実の評価の結果、問題が顕在化したら、購買先とよく話しをし、できる限りの解決策をお互いに考えることが大事です。

決して、購買先だけに改善を押し付けることは得策ではありません。