株式会社田口型範様

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 昭和28年に設立されてから今年(平成25年)で60年目を迎える、鋳造用木型・金型製作を手掛ける株式会社田口型範様を訪問いたしました。
  田口型範様が製作した木型・金型から作られた鋳造部品は、車輌・産業機械・航空機さらには宇宙開発分野まで使用されているのです。その技術は高く評価され ており、2007年には、「元気なモノつくり中小企業300社」に推薦されて経済産業大臣より感謝状を贈られています。
 今回は、中大物木型・金型を得意とする二本松工場を訪れました。二本松工場は東北自動車道二本松ICより約3kmに位置しており、交通のアクセスが便利です。

 さて2009年5月ISO14001認証取得の際、なぜ東北環境技術とコンサル契約をしたのかなど、二本松工場工場長補佐 吉田裕之様、事務局でもあった総務・品質保証課課長 安田富士男様より経緯をお聞きしました。

●まずはじめに、気になったことをお聞きします。ホームページが2010年にリニューアルされて、お洒落な内容というか見やすいのですが、リニューアルされたのは、顧客獲得のひとつの手段と考えられたのでしょうか?
○吉田様
 更新時期に来たと考えています。HPを見ての問合せは少なくはないのです。また、HPを見て来客される方もあります。ただ現状、多くの顧客獲得に結び付いているとは思われません。しかし、当社の事業内容や代表取締役 田口順の環境に対する考え方や取り組み方も掲載していますので、当社の経営方針などがHPを読んだ方はよく理解できると思います。

●確かに、HPを拝読しましたら田口代表取締役の環境方針が1ページにわたり掲載されていました。基本理念と基本方針も、わかりやすく丁寧に述べられていると思います。ISO14001認証取得をされたのは、代表取締役のトップダウンだなと理解しました。
○安田様
 その通りです。2007年に川口・本社工場がISO9001認証を取得しました。その後、顧客から環境マネジメント取得要望もありましたので、2008年4月からISO14001取得への取組みを開始しました。

●本題ですが、なぜ東北環境技術へISO14001取得のためのコンサルを依頼されたのでしょうか?川口・本社工場でISO9001認証取得の際と同じコンサルへは発注されなかったのですね。
○安田様
 ISO9001認証取得の際は、川口・本社工場が主体で取り組んだのですが、ISO14001認証取得については全社で取得しようということで、新たなコンサルを選定することになったのです。以前からよく来訪されていた東北環境技術営業部長の河西氏を思い出し、東北環境技術も選定コンサル企業候補に入れて検討した結果、選ばれた訳です。地元での実績が高く評価されたと思います。

●営業の訪問も受注のきっかけとなったわけですね。さて、コンサル内容についての感想などありましたら、是非お聞きしたいのですが。
○安田様
 清和コンサルは若い方だったので、第一印象は大丈夫かな(笑)と、正直思いました。でも話の内容もツボを心得ているし、とにかくわかりやすい言葉でレクチャーをされました。出席した全員から好評でした。当社の環境に沿った実のある内容だったので、川口・本社工場から出席した人間からも褒めてもらった記憶があります。清和さんで良かったと今でも思っています。ですから昨年、二本松工場の若手従業員への内部監査員講習会を企画した際も、清和さんから東北環境技術のベテランコンサルを講師として推薦されましたが、清和さんを講師に指名したのです。若手からも好評でしたよ。自信持って良いですよ(笑)。
○吉田様
 社長からも、若手の講習会参加は勉強になるし、どんどんコンサルから知識として新しい情報を吸収するよう指示がありました。内部監査員講習にも社内から講師を立てるより、東北環境技術に依頼すべきとアドバイスがありました。

●そのようなお話を伺うとコンサル冥利に尽きるのではないでしょうか(笑)。ISO14001の認証取得後、社内の雰囲気などに変化はありましたでしょうか?
○安田様
 以前から、当社工場では5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に取り組んできました。ISO14001も、その延長上にあるマネジメントシステムと全員理解しましたので、工場周囲の環境への配慮も深まりました。年3回、近隣地域道路の清掃活動にも取り組んでいます。

工場の外も、清掃が行き届いています。

●川口・本社工場と二本松工場の連携など、ISO14001認証取得のために事務局が苦労されたことなどおありでしょうか?
○安田様
 これも清和コンサルを褒めてしまうのでしょうか(笑)。彼が調整役を買ってくれ、意見の相違や取りまとめの手伝いに尽力してくれました。苦労はなかったですね。我々管理職も、現場からの叩き上げがほとんどですので営業の苦労や現場の苦労もよく知っています。環境に対する考え方に相違はなかったと記憶しています。

●さて貴社の業績についてお聞きします。差し支えない範囲でお教えください。
○吉田様
 リーマンショックから昨年前半までは、回復基調でした。しかし、昨年秋口の中国の日本製品不買運動の影響を受けた輸送機関連製品の販売が伸び悩んでいますね。今年は国内の復興需要関連部品に期待しています。

●東北の復興を盛り上げるためにも地場産業製品を地場大手企業が購入することが必要ですし、我々福島県民も地場産業製品を購入することが必要だと痛感しています。最後に、東北環境技術について感じたことなどおありでしたらお教えください。
○安田様
 東北環境技術のコンサルを受けて大変勉強になりました。このコンサルなら他企業に紹介しても感謝されるだろうと思いました。そこで、近隣の企業2社を紹介させていただきました。2社とも東北環境技術に発注したのではないでしょうか。清和さんとも電話などでお話をする機会がありますが、今年はぜひ来訪するよう伝えてください。顔を忘れてしまわないように(笑)。

●有難うございました。東北環境技術へも伝えておきます。

2009年5月17日、全社でISO14001:2004の
認証を取得されました。

【編集後記】
 清和コンサルへの信頼が篤い企業様でした。これだけ信頼されるとコンサル冥利に尽きるのではないでしょうか。
  ところで、月1回の品質・環境保全会議には、田口代表取締役が必ず参加されるそうです。設備保守点検を通じて、地球環境の保護と環境改善にトップ自ら取り 組んでおられるのでしょう。トップの姿を見て、社員の皆様も自発的に年3回の近隣地域道路清掃活動に取り組んでおられます。ISO14001の認証取得工 場であるという自覚も、社員様へこの清掃活動へ向かわせているのかなという感想を持ちました。

インタビュアー:有限会社インターナショナル・コミュニケーションズ代表 菅野孝雄
2013年1月