株式会社ヨシハラ様

ホームページ:http://www.kk-yoshihara.co.jp/

 1987 年神奈川県綾瀬市に会社を設立し、翌年に現在の所在地(福島県本宮市糠沢字二斗内246)に本社を移転されました。資本金は1000万円、従業員31名の 中堅プラスチック射出成型・加工メーカー様です。2011年に自社製品、活性水製造装置「アグアガイア」の特許取得をされ、2012年には自社製品、自動 車燃費向上グッズ「ガイアパワー」の特許取得をされたことが、新聞で報道されています。

 さて今回は、専務取締役吉原隆介様から、ISO取得の経緯や今後の企業運営についてインタビューを受けていただきました。

●2011年5月に、ISO9001の認証取得をされたと伺っていますが、取得の経緯についてお教えくださいますか?
○吉原専務
 当社は、神奈川精機株式会社様の協力企業という位置づけです。取得に際し、神奈川精機様を含めて他の協力企業とコンサルティングに参加しました。同じ協力企業同士が品質管理マネジメントについて同じ認識、言語を共有することが重要であると認識したからです。最終的には、共通認識を土台としつつ随所に当社独自の事情などを配慮した実用的な仕組みや手順書が完成できたと思っています。

●取得の際に、苦労や困難などの経験はあったのでしょうか?
○吉原専務
 経営者兼管理責任者という立場でしたので、何もかも一人で取りまとめたという反省があります。少人数の企業ですが、これからは後継者である若手の育成に取り掛かりたいと考えています。神奈川精機株式会社福島工場の、木村次長の認証取得への取組み姿勢に刺激を受けて負けまいとよく勉強した思い出があります(笑)。木村次長からのアドバイスは、当社独自の手順書作成にたいへん参考になりました。

インタビューの間、笑顔を絶やさず、
熱心に話されていいらっしゃいました。

●ISO認証取得をして良かったと感ずることはおありですか?
○吉原専務
 作業の標準化を目標に手順書を完成することで、当社独自の品質管理ができた点でしょうか。工場見学に来訪された方への説明も、スムーズにマニュアルに沿ってできますし、各ユーザー様もISO9001認証取得企業であることを聞き、安心されると感じます。顧客からの取得要請があったわけではありませんが、当社規模の企業でも取得できるという自信が持てたと思います。また、情報の共有化という点でも、業務連絡会を開催して各部門の抱える改善点や解決策を多くの社員が自分の課題として取り組むようになりました。

●ところで、貴社は2件の特許を取得されていますが、私もこのガイアパワーという商品に、以前興味を持ち調べたことがありました。静粛効果、燃費の改善という点で消費者を引き付けますね。販売状況はいかがでしょうか?
○吉原専務
 一度購入された方より友達や知り合いの方へ口コミで評判が伝達されているようで、問い合わせが増えています。ガイアパワーは、活性水製造装置アグアガイアの特許から派生した新商品です。昨年に特許を取得できました。燃費改善製品と謳った商品はたくさんありますが、当社の製品ほど顧客から好評価を受けているものは少ないのではないでしょうか。使用者のコメントが増加すればするほど認知度は上がると思いますので、この場を借りてPRさせていただきたいと思います。東北環境技術の顧客様で、トラックを多数保有されている運送企業様もおられるはずです。ぜひ、当社製品ガイアパワーの使用を検討していただきたく存じます。

★↓燃費向上グッズ『ガイアパワー』についてはこちらをご覧ください。
  http://www.gaiapower.jp/

CO2削減に向けた取組の一環として、
工場の電力供給に太陽光発電を導入されています。

●環境にやさしいガイアパワーという商品を販売されているのですから、ISO14001の認証取得も検討されているのでしょうか?
○吉原専務
 そうですね。ISO14001についても今すぐではありませんが、近い将来認証取得する方向で進めています。(筆者注:インタビュー後、2014年にISO14001を取得されています。)

●多くの企業のホームページやメディアが貴社製品ガイアパワーを取り上げる機会が増加すれば売上拡大につながるわけですね。今回のインタビューは渡りに舟だったのでしょうか(笑)。
○吉原専務
 東北環境技術のコンサルを受けて感じたことは、担当の渡辺コンサルの情熱でした。当社独自の仕組みを作ることが企業発展につながり、ひいては雇用の拡大にもなるわけです。コンサルの最終目標は、人間の幸せにも繋がっていると感じた次第です。そこで、この掲載記事に当社製品をPRさせていただいたことは、当社へのエールと考えています。応援記事を掲載していただくことに、感謝申し上げます。

●今日は楽しいインタビューをさせていただき、ありがとうございます。

【編集後記】
 吉原専務様とは、インタビュー時間の半分以上、個人的な会話をしていたようです(笑)。
  大学卒業後大手企業へ就職し、サラリーマンも経験されています。他企業に勤めたことで、自社の長所・弱点も比較できるわけです。冷静な経営判断の目を養っ てこられたのではないでしょうか。ISO認証取得のコンサルを受けたことで視野が広がった、とも話されていました。31名の従業員の将来についても熱く語 られています。従業員のためにも特許商品の拡販をしたいという情熱が、この企業訪問記上での自社製品説明PRにつながっているのでしょう。インターネット を利用しての販売に積極的で、自社ホームページでPRするよりも、第三者のコメント掲載、マスメディア取材回数が増加することこそ拡販につながるという考 えに、私も賛同いたしました。インバウンドマーケティングを実践されているのでしょう。若い経営者の情熱こそ、今の日本企業に求められるものだと思いました。

 

インタビュアー:有限会社インターナショナル・コミュニケーションズ 代表 菅野孝雄
2013年5月